FAMOUS QUOTE / GUNDAM BUILD FIGHTERS

いいんです、先輩。また、ガンプラバトルをしましょう!世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような!いいんです、せんぱい。また、がんぷらばとるをしましょう!せかいじゅうのひとたちにがんぷらのたのしさをかんじてもらえるような / iindesu, senpai. mata, gunpla batoru o shimashou! sekaijuu no hitotachi ni gunpla no tanoshisa o kanjite moraeru you na

「いいんです、先輩。〜」とは、TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』(2013年〜2014年・全25話)の第24話「ダークマター」で、第7回ガンプラバトル選手権世界大会の決勝戦が終わった直後に、優勝したイオリ・セイ(声:小松未可子)が対戦相手のユウキ・タツヤ(三代目メイジン・カワグチ・声:佐藤拓也)に返した言葉です。決勝戦を「すまない」と詫びる先輩に、セイは「いいんです」と答え、「また、ガンプラバトルをしましょう」と次の約束を差し出しました。後半の「世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような」は、決勝戦の前夜祭でユウキ自身が語った言い回しです。

公式配信の字幕では4つに分かれ、「人たち」は「人達」、末尾の「!」はありません。この約束の言い回しは、公式サイトの最終話(第25話「約束」)のあらすじ冒頭に逐語で置かれています。先輩の言葉で先輩を許し、その言葉を二人の約束にした一言が、どこから来てどこへ行ったのか——字幕の実測と公式の記述で確かめます。

名言・セリフ ガンダムビルドファイターズ 初出:『ガンダムビルドファイターズ』第24話「ダークマター」(2014年・TV) 公開日:
MEANING

いいんです、先輩。また、ガンプラバトルをしましょう!世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような!とは

「いいんです、先輩。〜」とは、TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』(テレビ東京系、2013年10月7日〜2014年3月31日放送、全25話)の第24話「ダークマター」で、イオリ・セイ(声:小松未可子)がユウキ・タツヤ(声:佐藤拓也)に向けて言った言葉です。『ビルドファイターズ』は、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)そのものを操作して戦う「ガンプラバトル」を題材にした作品で、製作は得意でも操縦は苦手な中学生セイと、謎の少年レイジがコンビを組んで世界大会に挑みます。第24話はその決勝戦。相手は、同じ学園の先輩で三代目メイジン・カワグチを名乗るユウキです。優勝が告げられた直後、ユウキは「せっかくの決勝戦を」台無しにしたと詫び、セイはそれを「いいんです」と受け止めて、次の約束を差し出しました——「また、ガンプラバトルをしましょう。世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような」。

① セリフそのもの
ガンダム情報サイト「ガンダムチャンネル」(gundam-c.com・ファン運営)のガンダム名言集に、『ガンダムビルドファイターズ』の名言24件の筆頭、イオリ・セイの2件の先頭として収録されています。『ビルドファイターズ』の24件には場面説明つきの詳細ページが1件もなく、このセリフにも話数の記載はありません。場面の特定は公式配信の字幕と公式サイトのあらすじによります。
② 公式配信の字幕での形
公式配信(バンダイチャンネル)の字幕では、このセリフは4つに分かれています。「いいんです 先輩」(第24話・配信動画のおよそ20分36秒)、「また ガンプラバトルをしましょう」(20分40秒)、「世界中の人達に」(20分43秒)、「ガンプラの楽しさを - 感じてもらえるような」(20分45秒。「 - 」は字幕データ内の区切り記号)。見出し語との違いは、読点がないこと、「人たち」が「人達」と書かれていること、そして末尾の「!」がないことです。「〜感じてもらえるような」の次の字幕は20分49秒の「ああ…」(ユウキのものとみられます)で、その間に字幕はありません。同じ場面の「君は世界一のファイターだ!」「ユウキ先輩!」には「!」が付いているので、この4つに「!」がないのは字幕としての表記と考えられます。
③ 基準表記
本サイトは見出し語として底本の表記「いいんです、先輩。また、ガンプラバトルをしましょう!世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような!」を採ります。「人たち」の字づかいは、公式サイトの第25話あらすじ「世界中の人たちに、ガンプラの楽しさを感じてもらえるように」と同じです。末尾の「!」は底本の整形とみられ、「〜ような」で終わる言い回しは直前の「ガンプラバトル」にかかる倒置の言いさしです。ニコニコ大百科・pixiv百科事典・アニヲタWiki(仮)・ガンダムWikiのいずれにも、この一言の逐語掲載はありません(2026年9月6日の実測)。本記事では、劇中の言葉として引用するときは字幕の形を使います。
SOURCE

出典・初出

出典はTVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』。公式サイトの作品データは「放送:2013年 [TV]」「話数:全25話」で、「ガンダムビルドシリーズ」の第1作にあたります。公式ポータルの放送当時の記事によれば、テレビ東京系6局ネットで2013年10月7日から毎週月曜夕方6時に放送され、Wikipediaの各話リストによれば最終話の放送は2014年3月31日です。公式サイトのスタッフ表は、企画にサンライズ、原作は矢立肇・富野由悠季、監督は長崎健司、シリーズ構成は黒田洋介、キャラクターデザインは大貫健一、製作はテレビ東京・サンライズ・創通と書いています。配信元のバンダイチャンネルの作品紹介は、「セイが作って、レイジが戦う」というコンビと、「製作したガンプラそのものを操作して戦うというバトルシステム」を軸に作品を紹介しています。

セリフの初出は第24話「ダークマター」。公式ポータルは放送当日の2014年3月24日に「本日 3月24日(月)放送の 第24話「ダークマター」」の先行カットを公開しており、Wikipediaの各話リストの放送日と一致します。脚本は黒田洋介、絵コンテは大塚健、演出は南康宏(放送当時の旧公式サイトのアーカイブとWikipediaの記載が一致)。公式サイトのストーリーページのあらすじは、「ついに始まったガンプラバトル選手権世界大会決勝」の会場が「物々しい雰囲気に包まれていた」と書き出します。相手のメイジン・カワグチが使うガンダムアメイジングエクシアは「黒く塗られていた」うえ、その戦い方も「暗く、深く、そして容赦のないもの」で、セイは「『最高のバトルをしよう』 ユウキと交わしたあの約束はなんだったのか?」と困惑する——それが公式あらすじの筋です(原文では内側も鉤括弧「最高のバトルをしよう」で、ここでは入れ子を避けて二重鉤に改めました)。次の第25話「約束」が最終話で、第24話の次回予告の字幕にも「最終回「約束」」と出ます。

話者のイオリ・セイは、公式サイトのキャラクターページで「私立聖鳳学園に通う中等部1年生。模型店『イオリ模型』の一人息子」と紹介され、ガンプラの製作技術と知識は「大人顔負け」だが「ガンプラバトルの操縦には疎く」、声は小松未可子。相手のユウキ・タツヤは「私立聖鳳学園の高等部3年生で生徒会長、模型部の部長も兼任する学園のアイドル」で、別名「紅(くれない)の彗星」(括弧は公式サイトの表記どおり半角)、声は佐藤拓也です。公式のキャスト表は「メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)」と1行にまとめ、メイジン・カワグチのページは「現在は、ユウキ・タツヤが三代目メイジン・カワグチを名乗っている」と書いています。セイにとってユウキが「先輩」なのは、同じ私立聖鳳学園の中等部1年生と高等部3年生だからです(セイが模型部員かどうかは公式サイトに記載がありません)。

「いいんです、先輩。また、ガンプラバトルをしましょう!世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような!」

イオリ・セイ(声:小松未可子)——『ガンダムビルドファイターズ』第24話「ダークマター」(2014年)より。表記はガンダム情報サイト「ガンダムチャンネル」のガンダム名言集に従った(公式配信の字幕は4つに分かれ、「人たち」は「人達」、末尾の「!」はない。「「いいんです、先輩。〜」とは」参照)。

この一言そのものに「公式のお墨付き」は、今回の調査の範囲では見つかっていません。公式ポータル(GUNDAM Official Website)の連載「ガンダムパワーワード」には『ビルドファイターズ』のセリフが複数回採られていますが(今回の調査で確認できたのは第86回・第90回・第302回・第303回・第304回の5回。第91回は続編『ガンダムビルドファイターズトライ』のセリフです)、この一言の回は見つかりませんでした。第304回(2023年10月10日)はレイジの第25話のセリフを扱い、その解説は「イオリ・セイとレイジは、プラフスキー粒子が消失する寸前、ユウキ・タツヤ(メイジン・カワグチ)と最後のガンプラバトルを行いました」と書いています。一方で、この約束の言い回しは公式サイトの第25話「約束」のあらすじ冒頭に逐語で置かれています——「最高のバトルをしよう。世界中の人たちに、ガンプラの楽しさを感じてもらえるように」。続けて「イオリ・セイとレイジは、ユウキ・タツヤと約束した。男同士の約束だ。」と書き、最終話をこの約束を果たす話として位置づけています。放送当時の旧公式サイト(Internet Archiveに保存)にも同じ文があり、電撃オンラインの最終話紹介記事(2021年)も同じ文を引いています。公式のアンケート企画「ガンダム国勢調査」では、放送中の2013年12月23日〜2014年1月5日に「優勝する選手は誰?」と問い(掲載は2014年1月14日)、回答4,333人のうちセイ&レイジが43.02%で1位・メイジン・カワグチが21.65%で2位(編集部は「みなさんの予想どおりなら、決勝戦はセイ&レイジ対メイジン・カワグチということになるだろう」と書き、そのとおりになりました)。放送10年後の2023年11月には「好きなチームは?」の問いに回答3,033人のうち「イオリ・セイ、レイジ組」が60.4%で1位です。

断定できないこと

底本のガンダムチャンネルは非公式のファンサイトであり、公式資料ではありません。映像本編は視聴確認しておらず、セリフと場面の記述は公式配信の字幕データの実測・公式サイト・各種二次資料の照合によります。字幕には話者名が含まれないため、4つの字幕がセイの言葉であることは、直前のユウキの呼びかけ「イオリ君 レイジ君… すまない…」、その直前に「ユウキ先輩!」(20:26)と呼びかける声があること、底本の帰属からの判断です。なお「ユウキ先輩」を含む字幕は全25話で47件ありますが、そのすべてがセイの発話というわけではありません(セイを三人称で呼ぶ字幕もあり、話者は字幕からは判定できません)。公式サイトの第25話あらすじにある約束の文言は、前夜祭(第23話)でユウキが語った側の言い回し(「〜ように」)であって、第24話でセイが返した言葉そのもの(「〜ような」)ではありません。公式サイトは動的に描画されるページで外部の検索エンジンからの索引が十分でないため、「公式に言及が無い」は今回の調査で探せた範囲の話です(「ガンダムパワーワード」の全回は走査していません)。「セイが模型部員である」「『先輩』が模型部の先輩を意味する」ことは公式サイトに記載がなく、本記事では書いていません。第24話の収録時間は未確認で、字幕データの最後のキューが24分12秒であることだけが実測値です。「相手の言葉で相手を許した」という読みは本記事のもので、公式の解説ではありません。

SCENE

名場面の中身:先輩の言葉を、先輩への約束にして返した

場面は第7回ガンプラバトル選手権世界大会の決勝戦、その直後です。字幕の実測で流れを追います(以下、時刻は第24話の公式配信字幕の表示開始時刻、「 - 」は字幕データ内の区切り記号。字幕に話者名はなく、話者は文脈からの推定です)。19:29から場内アナウンスが大会名と決勝の結果を読み上げ、優勝は「イオリ・セイ レイジ組に決まりました」(19:37)と告げられます。歓声が上がり、二人の優勝を讃える祝福の言葉が続いたあと(19:44〜20:07。いずれも話者は字幕から特定できません)、画面外からの声が祝福に続けて「ユウキ会長が…」と言いかけ、言葉は途切れます(20:13〜20:18。この2件の字幕は「<」「>」で囲まれており、画面外の声や独白と推定されます)。

「ユウキ先輩!」(20:26)——セイのものとみられる呼びかけに、ユウキは「イオリ君 レイジ君… すまない…」(20:28)、「せっかくの決勝戦を…」(20:33)と詫びます。なぜ詫びるのかは、公式あらすじとWikipediaが説明しています。公式あらすじによれば、ユウキは決勝戦の一週間前の前夜祭(第23話「ガンプラ・イブ」)に「メイジンの仮面を脱ぎ捨て」て現れ、「最高のバトルをしよう」と告げていました。ところが決勝戦では機体が黒く塗られ、戦い方も「暗く、深く、そして容赦のないもの」に変わっていた(第24話公式あらすじ)。Wikipediaによれば、決勝戦の直前にPPSE社のマシタ会長がフラナ機関と共同開発したゴーグル型の「エンボディシステム」を強制的に着用させられ、その支配下で「相手のガンプラの破損した箇所を徹底的に狙う」戦い方をしたあと、「RG・ダブルビルドナックル」を受けて敗北し、解放された——という筋です。「すまない」は、約束した「最高のバトル」にできなかったことへの謝罪です。

その謝罪に、セイが返したのが見出しに掲げたこの一言です。字幕では20:36から20:45までの4つのキューに分かれており、その逐語と各時刻は「「いいんです、先輩。〜」とは」の②に挙げています。それに応える「ああ…」(20:49。ユウキのものとみられます)。そして「約束ですよ」(20:53)、「もちろん 約束するよ」(20:56)——新しい約束がここで結ばれます。直後、会場は大会の運営側が起こした騒動へなだれ込み(21:07〜21:44)、約束の続きは最終話に持ち越されます。

ここで注目したいのは、「世界中の人たちにガンプラの楽しさを」がもともと誰の言葉かです。字幕の実測では、この言い回しの初出は第23話の前夜祭で、ユウキのものとみられる「ガンプラは 私に - 自由と楽しさを与えてくれた」(15:17)、「だから私はメイジンとなって - その楽しさを」(15:22)、「世界中の人達に ガンプラの楽しさを - 感じてもらえるように…」(15:43)です。第24話の決勝戦のさなかにも同じ言葉の字幕が出ます(13:04〜13:06)。つまりセイは、先輩が語った理想を、語尾だけ「〜ように」から「〜ような」に変えて、その先輩へ約束として返しています。Wikipediaはこの場面を「試合終了直後、『いつかまた、世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるようなバトルをしよう』という約束をセイやレイジと交わす」と要約し、最終話ではこの言い回しが「世界中の人達に ガンプラの楽しさを - 感じてもらえるように…>」(第25話16:13)と回想の形で再び出ます。相手の言葉で相手を許し、その言葉を二人の約束にした——この一言の芯はそこにあると本記事は読みます(公式の解説ではありません)。

約束の行方は公式が書いています。第25話「約束」の公式あらすじは、この約束の文言(逐語は「出典・初出」に引用)で始まり、「果たして約束は守られ、そして新たな約束が生まれる」と結びます。公式ポータルの連載「ガンダムパワーワード」第304回は、セイとレイジが「プラフスキー粒子が消失する寸前、ユウキ・タツヤ(メイジン・カワグチ)と最後のガンプラバトルを行いました」と書いています。底本のガンダムチャンネルは、この一言に続けてセイの2件目として「ずっと一緒にガンプラバトルをやるって願えよ!その石に祈れよ!」を載せています(同サイトのキャラクター解説は、後日談『手紙~6 years later~』でセイが「ガンプラ普及のため」コウサカ・チナと世界中を旅していると書いています——ファンサイトの記述です)。

シーンの状況説明は、公式サイトの話数ページ・公式配信の字幕の実測・Wikipedia・ファン運営Wikiの照合に基づいています(映像本編は未視聴。上の「断定できないこと」参照)。字幕の表記・タイムコードはバンダイチャンネル「セリフ検索」の実測により、タイムコードは字幕の表示開始時刻を分:秒に切り捨てて表記しています。字幕はキーワード検索でヒットした行の収集であり、引用した各キューの時刻は複数回の総当たりで照合しています。この場面では、20:19〜20:26と20:58〜21:07(いずれも直前の字幕の終了時刻から次の字幕の表示開始時刻まで)に字幕が見つかっていません(無音の可能性が高いものの、取りこぼしの可能性は残ります)。字幕には話者名が含まれないため、話者の記述は場面の文脈からの推定(「〜とみられる」)です。エンボディシステムの経緯と「RG・ダブルビルドナックル」はWikipediaによる記述で、字幕では確認していません。

HISTORY

広まった経緯:この一言は引用されていない——広まったのは「約束」のほう

この一言そのものの拡散は、正直に言えば「静か」です。ただし、この一言が結んだ「約束」は、作品の最終話のタイトルになり、公式のあらすじの冒頭に置かれました。2026年9月6日の実測で分かった範囲を、そのまま並べます。

  • 逐語で載せているのは底本だけ:ニコニコ大百科「イオリ・セイ」「ユウキ・タツヤ」、pixiv百科事典「イオリ・セイ」、アニヲタWiki(仮)の両者の項目、ファン運営のガンダムWiki「イオリ・セイ」(「名台詞」節は見出しだけで中身が空)のいずれにも、この一言の逐語掲載はありません。pixiv百科事典がセイの見出しに掲げるのは「壊れたら何度だって直す! 前に出るんだ!」(第6話)で、これは公式の「ガンダムパワーワード」第86回にも採られたセリフです。約25のサイト・APIを実測した範囲で、この一言を逐語で載せているのは底本のガンダムチャンネルだけでした。
  • ランキング・タグ・まとめにもない:投票サイト「みんなのランキング」の「ガンダム名言ランキング」で確認できた15件は宇宙世紀作品が中心で、『ビルドファイターズ』のセリフは入っていません(確認したのは上位15件です)。マイナビニュースの名言ランキング(2024年6月・504人)は調査対象が『機動戦士ガンダム』のみ。ニコニコ動画のスナップショット検索では「世界中の人たちにガンプラの楽しさを」「また、ガンプラバトルをしましょう」「いいんです、先輩」で見つかる動画はいずれも0件。noteもフレーズとしては0件で、「いいんです、先輩」という語だけは単語分割の緩い一致で1,368件がヒットしますが、確認した上位はいずれも本作と無関係でした。Togetterの「ガンプラの楽しさ」も0件です。対照として、同じ作品の「ガンプラは自由だ」は77件、「イオリ・セイ」は36件(タグ完全一致で21件)、「ガンダムビルドファイターズ」は2,425件(最多1,333,758再生)です。
  • ファンが挙げるセイの代表は別のセリフ:Yahoo!知恵袋の2014年の質問(好きな名言を3つ)へのベストアンサーは、セイのセリフとして最終話の「2人なら進める!」を挙げ、別の回答も「いや、二人なら進める!」を1番に挙げています。ガンダムまとめブログ「GUNDAM.LOG」の2014年のスレッド「ガンダムビルドファイターズには名言がない←論破してみろ☆」は本文とコメント欄で数十のセリフを挙げていますが、この一言は出てきません。
  • ゲームで採られているのも別のセリフ:データカードダス『ガンダムトライエイジ』のセイのカードのセリフは「これが!僕たちの!ガンプラだぁー!」「レイジ・・・僕は約束を守る・・・!」「壊れたら何度だって直す!」など(ファン編集のまとめWikiの実測)で、この一言はありません。『機動戦士ガンダム EXTREME VS. 2 INFINITE BOOST』のスタービルドストライクガンダムのEXバーストは「行っけえええ!レイジィィイ!」で、ファン編集wikiは覚醒中のリザルトポーズを「本編24話、世界大会を優勝した際の再現」と書いています——この一言の直前の場面です。スーパーロボット大戦Wikiは、ゲームで「決め台詞として(少々改変して)採用される確率が高く」と書くのを第10話の「これが俺たちの!」「ガンプラだ!!」の系統としています。
  • 広まったのは「約束」のほう:この一言が結んだ約束は、最終話のタイトル「約束」になり、公式サイトの第25話あらすじの冒頭に逐語で置かれています(文言は「出典・初出」に引用しています)。電撃オンラインの最終話紹介記事(2021年)はこの文をそのまま引き、Wikipediaはこの場面を「いつかまた、世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるようなバトルをしよう」という約束と要約しています。つまり流通しているのは「いいんです、先輩」という返答の形ではなく、約束の中身のほうです。
  • キャラクターの人気は公式調査で1位:公式ポータルの投票企画「ガンダム国勢調査」第841回(2023年11月27日・回答3,033人)で、ビルドシリーズの「好きなチーム」は「イオリ・セイ、レイジ組」が60.4%で1位(2位は20.4%)。放送中の2014年1月の同企画(回答4,333人)でも、優勝予想の1位はセイ&レイジ(43.02%)でした。
  • 底本では『ビルドファイターズ』の筆頭:ガンダムチャンネルのガンダム名言集は『ビルドファイターズ』のセリフ24件を載せ、イオリ・セイの2件の先頭にこの一言を置いています。ファンサイト内での扱いですが、ネットで引用される「これが僕たちのガンプラだ」系や「2人なら進める!」ではなく、決勝戦の直後に約束を結び直したこの一言を底本が選んでいる点は、記録に値します。

断定できないこと

X(旧Twitter)上の拡散量は未測定です(ログインが必要なため)。ねとらぼに『ビルドファイターズ』の名言ランキングがあるかはサイト内を全数確認しておらず、「無い」と断定していません。公式の「ガンダムパワーワード」は全回を走査しておらず、この一言が別の回で扱われている可能性は残ります。ニコニコ動画の検索はタイトル・説明文・タグのみが対象で、動画内の音声やコメントは判定できません。ゲームでのセリフ収録はファン編集wikiの実測であり、実機・公式資料での照合はできていません(『ガンダムブレイカー』『Gジェネレーション』などは未確認)。「みんなのランキング」の上位一覧は要約経由で確認したもので、逐語の正確性は未検証です。件数・再生数は2026年9月6日時点の実測値です。

FAQ

よくある質問

「いいんです、先輩。〜」は誰のセリフですか?

TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』(2013年〜2014年・全25話)の主人公、イオリ・セイ(声:小松未可子)のセリフです。公式サイトのキャラクターページは「私立聖鳳学園に通う中等部1年生。模型店『イオリ模型』の一人息子」と紹介しています。相手の「先輩」はユウキ・タツヤ(声:佐藤拓也)。同じ私立聖鳳学園の高等部3年生で生徒会長・模型部部長、三代目メイジン・カワグチを名乗る世界大会の決勝戦の相手です。公式配信の字幕には話者名がないため、この4つの字幕がセイの言葉であることは、直前のユウキの呼びかけと底本の帰属からの判断です。

どの場面に登場しますか?

第24話「ダークマター」(2014年3月24日放送・公式ポータルの当日記事とWikipediaの各話リストによる)、第7回ガンプラバトル選手権世界大会の決勝戦が終わった直後です。字幕では「イオリ・セイ レイジ組に決まりました」と優勝が告げられたあと、ユウキが「イオリ君 レイジ君… すまない…」「せっかくの決勝戦を…」と詫び、それに答えてセイがこの言葉を返します。公式配信(バンダイチャンネル)の字幕では配信動画のおよそ20分36秒から20分47秒にかけて4つに分かれて表示されます。

劇中でもこの通りに言っているのですか?

言葉はこの通りですが、字幕の形は少し違います。公式配信の字幕では4つに分かれて表示され、読点がなく、「人たち」は「人達」と書かれ、末尾の「!」もありません(4つの字幕の逐語とタイムコードは「「いいんです、先輩。〜」とは」の②に引用しています。「〜ような」の次の字幕は「ああ…」(ユウキのものとみられます)で、間に字幕はありません)。見出し語の表記は底本(ガンダムチャンネルの名言集)のもので、「人たち」の字づかいは公式サイトの第25話あらすじと同じです。

どういう意味ですか?

決勝戦を台無しにしたと詫びる先輩に、「いいんです」で謝罪を止め、「また、ガンプラバトルをしましょう」と次の約束を差し出した言葉です。後半の「世界中の人たちにガンプラの楽しさを感じてもらえるような」は、直前の「ガンプラバトル」にかかる言い回しで、決勝戦の前夜祭(第23話)でユウキ自身が語った「世界中の人達に ガンプラの楽しさを - 感じてもらえるように…」を、セイが「〜ような」と形を変えて本人に返しています。相手の言葉で相手を許し、その言葉を二人の約束にした——この読みは本記事のもので、公式の解説ではありません。

「先輩」とは誰のことですか?

ユウキ・タツヤです。公式サイトのキャラクターページによれば、セイは私立聖鳳学園の中等部1年生、ユウキは同じ学園の高等部3年生で生徒会長、模型部の部長も兼任しています。公式のキャスト表は「メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)」と1行にまとめ、メイジン・カワグチのページは「現在は、ユウキ・タツヤが三代目メイジン・カワグチを名乗っている」と書いています。セイが模型部に所属しているかは公式サイトに記載がないため、本記事では「模型部の先輩」とは書いていません。字幕の実測では、「ユウキ先輩」を含む字幕は全25話で47件ありますが、字幕に話者名はなく、セイ以外の人物の発話も含まれます(セイを三人称で呼ぶ字幕もあります)。

有名なセリフですか?

この一言そのものは、2026年9月時点の実測では、底本のガンダム名言集以外に逐語で載せているサイトが見つかっていません。ニコニコ動画ではこの言い回しを含む動画が0件、noteもフレーズとしては0件、Togetterも「ガンプラの楽しさ」の検索で0件、名言ランキングにも入っておらず、ゲーム(ガンダムトライエイジ・EXVS2)で採用されているセイのセリフも別のものです。一方で、公式ポータルの投票企画「ガンダム国勢調査」(2023年11月・回答3,033人)では「イオリ・セイ、レイジ組」が60.4%で1位。この約束の言い回しは公式サイトの第25話あらすじの冒頭に置かれ、作品の主題として扱われています。

SOURCES

出典・参考

本ページの記述の根拠、および関連する公開情報です。確認できていない事項は本文中で「断定できないこと」として明示しています。

出典の表記・件数・閲覧数などは2026年9月6日時点の実測です。リンク先は外部サイトであり、内容の正確性を保証するものではありません。